インドネシアでは、人口の85%以上がイスラム教徒であり、宗教は単なる個人の信仰にとどまらず、日常生活やビジネス、地域社会の在り方に深く根付いています。ラモンガンにおいても、i-Sentraはこうした宗教的背景を尊重するだけでなく、地域の価値観を取り入れながら、持続可能で包摂的な発展を推進しています。
その一環として、Jakamitraは地域社会の文化的慣習にも積極的に関わっており、イスラム教の重要な祝祭である犠牲祭への参加を行っています。この祭りは、預言者イブラヒムが神の命に従い息子イスマイルを捧げようとした信仰の物語に由来し、信仰と献身の象徴として、ヤギや羊、牛などの家畜が供犠され、その肉が地域の人々へ分配されます。
2022年7月10日、Jakamitraはクルバン・プログラムの一環としてヤギの寄付を実施しました。これらの寄付は、シドケラル村、ドラジャット村、ケマントレン村の3村に配布されました。
この取り組みにより、宗教的伝統の実践を支えると同時に、地域住民、特に低所得世帯や栄養不足のリスクを抱える子どもたちの健康改善にも貢献しています。新鮮な肉は、タンパク質や鉄分、ビタミンなど、健全な成長に不可欠な栄養素を供給するものであり、食料確保が課題となる地域において重要な役割を果たします。
本取り組みは、SDGs目標1「貧困の撲滅」およびSDGs目標2「飢餓の解消」の達成にも貢献するものです。i-Sentraは今後も、地域社会の持続的な発展と生活の質の向上に向けた取り組みを継続していきます。